「The Start from Today... 亡き女王のためのパヴァーヌ」


Kosaka Ballet 2001 小坂美砂子追悼公演
2001年1月14日 岡山市民文化ホール



Kosaka Balletは1999年の暮れに、創始者である小坂美砂子を亡くすという不運にみまわれました。そして、2001年1月14日に小坂美砂子を偲ぶ追悼公演を開催しました。先生のいない公演、先生におくる公演という今までに経験したことのない大きな試練にぶつかりましたが、皆様のご協力のもとで、無事にこの公演を成功させることができました。あの悲しみの日々から今に至るまで、我々の心の中で確実に我々を成長させようとする小坂美砂子先生の存在を感じています。と同時に本当に追求すべきものは、ここから先にあるという確かなメッセージを感じました。今後、わたしたちは誇りと自信をもって新たな第一歩を踏み出してゆこうと思っています。

モーリス・ラベルの悲しく、美しいピアノ曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」が流れる中、スクリーンには、穏やかな表情の美砂子先生... 静かなオープニングではじまったこの公演は、小坂美砂子の代表作となった「おかぐら」を中心に、「子供の組曲」「ポルトガルの海辺」など小坂バレエの定番作品、また、江口先生による新作「Cross Line」、美砂子先生の後輩、バレエスクールカズコ三宅和子先生よる追悼作品「OPUS 21」など小坂美砂子ワールドの集大成と云うべき華やかな内容と、オープニング同様スクリーンに映し出される美砂子先生とラベル曲がメディアミックスされ、追悼式を思わせる美しくも、悲しいエンディングが、いつまでも心に残る公演でした。